左右岸水位抽出¶
設定(KP と左右岸の I/J 指定)に基づいて左右岸の水位等を抽出し、KP ごとの最大水位を Excel に整理して出力する GUI ツールです。

対象と前提¶
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入力 | ランチャーで指定した プロジェクトフォルダ / .ipro / CSV フォルダ(Result_*.csv) |
| 設定ファイル | 必須。KP と左右岸の I/J を指定した CSV ファイル |
| 出力 | Excel ファイル(例: LR_WSE.xlsx) |
| 対象データ | watersurfaceelevation(m) / elevation(m)(最小水深使用時は depth(m) も必須) |
注意: 設定ファイルの
LI/LJ/RI/RJは数値として解釈できる形式である必要があります(例:12,12.0)。
画面構成(概要)¶
- 入力/出力設定
-
入力フォルダと出力フォルダを表示(ランチャーで指定済み)
-
設定ファイル選択
- 「参照」ボタンで設定 CSV ファイルを選択
-
選択されたファイルパスを表示
-
中間 CSV 出力オプション
- 中間CSVを出力する: チェックで ON/OFF
-
中間フォルダ: 中間 CSV の出力先(自動設定)
-
出力設定
-
出力ファイル名: Excel ファイル名を指定(例:
LR_WSE.xlsx) -
欠損値置換
-
欠損値の代替文字列を指定(空白で空セル)
-
最小水深
depth(m)が 入力値以下 の場合、その岸の出力を "取得不可" に置換-
空欄の場合は判定を行いません
-
実行ボタン
- 設定内容で左右岸水位抽出を実行
基本ワークフロー¶
-
設定ファイルを準備
KP と左右岸の I/J を指定した CSV ファイルを作成 -
設定ファイルを選択
「参照」ボタンで設定 CSV ファイルを選択 -
出力設定を確認
- 出力ファイル名を確認(必要なら変更)
-
中間 CSV 出力が必要ならチェック
-
欠損値 / 最小水深を設定
- 欠損値置換(必要なら)
-
最小水深(必要なら)
-
実行
「実行」ボタンで処理を開始します。出力先に Excel ファイルが生成されます。
設定ファイルの形式¶

必須列¶
| 列名 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| KP | 河川距離 | 0.0, 100.0, 200.0 |
| LI | 左岸 I インデックス | 12, 13, 14 |
| LJ | 左岸 J インデックス | 5, 5, 5 |
| RI | 右岸 I インデックス | 8, 9, 10 |
| RJ | 右岸 J インデックス | 5, 5, 5 |
設定 CSV の例¶
KP,LI,LJ,RI,RJ
0.0,12,5,8,5
100.0,13,5,9,5
200.0,14,5,10,5
KP は
97.6kのような末尾k/K付きでも読み込めます(数値部分だけで並べ替えを行います。単位換算はしません)。
出力詳細¶

Excel ファイル構成¶
- Summary シート: KP ごとの最大水位を整理
- 列順は
t / I / J / X / Y / 水位 / 標高 / depthの順で左右岸を並べます
中間 CSV 出力¶
- 有効時: 出力フォルダ配下に
Excel名のサブフォルダを作成 - 各ステップの左右岸水位データを CSV として保存
抽出ルール¶
t=0の時系列は抽出対象から除外します- 各 KP で 左右岸それぞれ最大水位の行を採用します
- 最小水深が指定された場合、
depth(m) <= 最小水深の岸は "取得不可" に置換
欠損値置換と「取得不可」の優先順位¶
- 欠損値置換(
NaN→ 代替文字列/空セル)を行ったあとに、最小水深に該当する岸は "取得不可" で上書きされます。 - つまり、最小水深の判定が最優先です。
よくあるエラーと対処¶
| 症状 | 原因 / 対処 |
|---|---|
| 「設定ファイルが選択されていません」 | 「参照」ボタンで設定 CSV ファイルを選択 |
| 「設定ファイルの形式が不正です」 | CSV に KP, LI, LJ, RI, RJ 列が存在するか確認 |
| 「LI/LJ/RI/RJ は数値として解釈できません」 | 該当列が数値形式(例: 12, 12.0)であることを確認 |
| 「depth(m) 列が存在しません」 | 最小水深を使う場合、入力に depth(m) が必要 |
| Excel 出力でエラー | 出力フォルダの書き込み権限がない、またはファイルが開かれている |
参考情報¶
- 仕様書:
docs/specs/lr_wse.md